『~2013年 ①~』

マヤの暦は、変わり目のしるし。
皆が注目を強めている日に、劇的な変化は起こらない。

それでも時は、何事もなかったかのような顔をしながら変革を早めて行く。
一瞬では起こらない、すぐには分からない、しかし激動の時代。

全てを今に凝縮し、幾つもの宇宙を同時に生かす宇宙根源の手中にあって、
比較的ゆったりと時を刻んで来た私達が、これから進むのは、多重構造の時を認識する世界。

全てが今で、過去も未来も、いつでも今、既に在る。
同時進行する時の世界。

マヤ歴の「時の終わり」の意味は、時の概念が変わること。
意識を更に拡げよう。ここから次のステップが始まる。

裏表のないように。取り繕うことのないように。
出来る限り透明な心で、自分と時代を繋いで行こう。
小さな私達の生活が、清清しい時代を紡ぎだすように。

新村 祐巳 (OPAL)
 
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