『～心の影と、時の記憶～』
～天上界より～
この世に曇りをもたらすのは、この世の構成員である、人類一人一人の心の影・闇であるといえるでしょう。
例えばあなたが、ある過去の出来事を思い出したくないものとして、あえて見ようとしなくなったならば
まるで風景写真に深い傷が入ったように、思い出に影が生まれます。
その影は、また次の影を生みますから、人生の中で負の連鎖が起こるのです。
例えば組織的にせよ、個人的にせよ、具体的な何かを誤魔化して生きる時、その部分に明らかな影が生じます。
他者や周囲を騙し始めると、やがて良心の呵責から自分をも騙すようになります。
無かったことにしたくても「時の記憶」は消えません。意識の深いところに残っていて、
（この「時の記憶」には、個人レベル・集合レベル問わず、全てが記録されています）
また「選択に迷ったとき」、本当に選びたかったものとは違う方を選んだ結果、心に影が生まれ易くなります。
「本当はあの人と結婚したかった」「本当は～したかった」等という後悔が影となるのです。
感情は流れ行くものでもありますが、記憶自体を無かったことにしてしまうと精神的な乖離現象が起こります。
そして少しずつ暗闇を生きるようになるのです。
あなた方はもっと深く、心の声や心の動きに、注意を払うべきであると言えるでしょう。
最善の道は、心の奥深く、魂が知っています。
迷いは人生の中にしばしば現れるテストケースですので、迷った時こそ、感情を静めてみてください。
そして深呼吸をしたら、自分自身に問いかけをして、失敗しても後悔のない選択をし続けてください。
大きな選択も、小さな選択も、あなたの選択の全てが、人類全体に作用しています。
どうぞ自覚を持たれてください。この世の影は、あなた方一人一人の心の影と無縁ではないのです。
OPAL
精神世界ランキング
<< 前のページに戻る