『~騙し絵の向こう側へ、透過の光増す時代へ~』
一瞬では判らない。この騙し絵のような世界の中にあって、
それでも真理を求めて歩むようにと送り出されて来た魂が、
各々の肉体意識を育んで来た。親よりも密に見守りながら。
この世に騙し絵が在るのは、見極めることが出来るように、
賢く育つようにと仕組まれた、この世の中の陰陽の仕組み。
読み解くまでの時間稼ぎに、誰かがトリックを仕込んでる。
作った側は制作に必死で、見ている側は魅入られたように。
まるで影絵の世界に住むように、光と影を演じ続けている。
そろそろ視点を外して、視野を拡げるときが来ているのだ。
騙し絵の向こう側には、今よりも光り増す世界が存在して、
愛と調和、愛と奉仕の高次元社会、共存共栄の道が開ける。
その為には何事によらず、物事には透過の光を当てるのだ。
信念を持って、自分自身に光を当てることを厭わぬのなら、
一人一人に真実の光が灯る。誰もが根源の光の子のしるし。
透過の光は澄んだ水のように、心の中を爽やかさで満たす。
爽やかで屈託の無い心は、反対の濁ったものに直ぐ気付く。
その濁ったものが何であるか、詳細は不明のままとしても、
もはや安易に騙されはしない。騙し絵は騙し絵と見るのだ。
一人一人の周波数が上昇し、自分を見極めるものは自分の
ありのままを愛するようになり、周囲にも愛の目を向ける。
愛は見つめる。愛は必要なものを見抜き行動を始めるのだ。
一人の光は小さくても、点々と街灯のように闇夜を照らし、
世の中に安全と安心を齎す。転生して来た魂達が光を放つ。
肉体意識を通して、世の中に天の意志が到達して行くのだ。
この騙し絵の時代の終りに。
愛ある時代へと、世の中を引き継ぐために生まれた者達へ。