『～感情が自分を100%現すことはない～』
髪が体の一部であるように、
抜けた髪も体の一部であったように。
髪が自分の一部であるように、
抜けた髪も自分の一部であったように。
感情もまた、私達の一部を表す。
けれど一時の感情が、一人一人の全てを現すことはない。
どんな激しい感情の波も、一過性のもの。
揺れる感情の後に訪れる、穏やかな自分が知り得る悟りへの光。
感情は、唯、それを体験するためにある。
後に残るものは、唯、安らぎと希望の光。
新村 祐巳 (OPAL)
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