『~心の中の白い光、宇宙根源の光の分光~』

あなたの心にも、誰の心にも、純白に輝く光が生まれながらに灯されている。
それは純粋なる意識の光。宇宙根源由来の光。天上の愛と思いやりを知る光。

その光は小さくなったり大きくなったり、キャンドルの火がゆらめくように、
時々に光量を変え、風に吹き消されそうになりながらも、あなたと同調する。

あなたが余りにも、愛と思いやりから外れた時には、光が休止する時がある。
法律違反や悪感情を持つことだけでなく、思わぬ要因からも光はダウンする。

優位に立つための無意識の思考・行動や、自分の得を最優先とする行為等々。
例えばそのようなことが日常・普通になっていれば本人が気付くはずは無い。

しかし本人は気付いていなくても、心の光は気が付いている。輝きを落とす。
まさに火が消えたように、心の光が小さくなって行くと心に闇が拡がり出す。

心に闇が拡がると、やがて更に傲慢な世界が、その者のスタンダードになる。
心の光が殆ど輝かずとも、その状態が日常になると遂には光の心を忘れ去る。

さて。忘れ去った心の光に、暗闇に落ちたあなたが助け出されるのだろうか。
それとも自ら、光の心を純白の鳥のように羽ばたかせ、天の世界へ還るのか。

人生の中で心が路頭に迷うとき。肉体亡き後に、意識の路頭に迷うときにも。
あなたの忘れ去った光の心が、あなたを本流の光、根源の光の道筋へと誘う。

今、心の中にある純白の光を意識してみると、あなたにも感じられるはずだ。
忽然と、それは在る。何者にも浸食されることはない。宇宙根源の光の分光。

Comments are closed.