『~自己反省と停滞について~』
~天上界より~
自分は変わらなければいけないのに。
もっと、こうしなければならないのに。
本当はそれが理想なのに出来ない、と。
自己反省を何度繰り返してみても、実質的には何も人生が変わらないことが多いことでしょう。
胸に苦しい思いを抱えたまま、同じような悩みが続き、時間ばかりが経過して行くことでしょう。
なぜ、上手く変われないのでしょうか。
もっと幸せになれないのでしょう。
もし、もはや同じような失敗や思いを経験したくないならば、
もう「反省」しながら自分を裁かない、責めないようにすることが必要です。
なぜなら自分を責めると、自分以外の何か・・・つまり自分を責めねばならない状況に追いやった人達のことや、
置かれている環境や状況などを恨む気持ちが、どうしても生まれて参ります。
批判する対象を持つと、それが執着にもなり得ますので結果的に停滞を招きます。
これでは本気で自分を変えようという気持ちにはなかなか成り得ないことでしょう。
どうしようもないのだと現実逃避を始めたり、事実から目を背けようとしてしまいます。
ですから「反省」なさるならば、自分だけに集中してみることが肝要です。
誰がどうだったとか、そんなことはどうでも良いのです。
あなた自身を思い出されてください。
その時、どんな感じがしていたでしょうか。どんな思いで居ましたか。
現場に嫌な感じがしたのならば、あなたは以後、そのような場所から身を引く必要があるかも知れません。
己のマイナス感情を引きずったまま、行動に出たゆえに引き起こされた内容ならば、今後は、気持ちよく接することです。
これからは素直に物事の起点を自分に据えること、それこそが自己責任を自覚することなのです。
自己責任を自覚することから人生が動き始めます。
ですから「反省」しているつもりが、実は常に何かを批判している、ということからどうぞ脱却されてください。
批判から生まれる執着ゆえに不必要に同じところに留まる必要は全くないのです。
OPAL
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