『~交差する世界について~』波に乗れるか否か

~天上界より~

この世だけでも実際に見ることの無い場所が世界中に在るように、知らないことは多くある。
それを不可視の世界にまで拡げるなら、更に未知であることを想像することは容易であろう。

また死後の世界線や天上のエネルギーのように、現世に居ながらそれを感知する場合もある。
それらは過ぎてしまえば夢のように、希薄な記憶の一コマとして薄らいで行くかもしれない。

また夢の世界だと思っていたら実在世界であったり、現実化の前の時空だということもある。
不用意に物を落として見つからない場合等には、稀に空間に裂け目が生じていることもある。

つまり、この世は常に様々なエネルギーや世界と交差しており、それがこの宇宙なのである。
別の時空間も(肉体の在る無しに関わらず)現世と同じように物質感覚で活動しているのだ。

今までは交差しながらも不可視であり、本格的には移動しないよう分かれて生息して来たが、
これからは移動する人々が多数出て来る時が近付いた。皆で幸せな世の中を望む者の世界へ。

さて宇宙の図書館では「時空間を指定すれば現れる装置」があり、光が点灯して現れて来る。
それは既にどこかの現実から消えた世界。今は無い故に移動は出来ないが立体画像で見える。

この暗闇の世界線は消えて行き、いずれ宇宙図書館の記録に残されて行くことになるだろう。

Comments are closed.