『信念体系のその先へ』~普遍性への扉~

~天上界より~

いよいよ、積み重なって「場」を形成してきた信念体系を超える時が来ている。
個人の信念は強いものほど遺伝子に組み込まれ、次の世代へ受け継がれて行く。

また個人や集団が、強く体験した感情や思考も「場」に残留して時代を超える。
このような「場」は、それに触れる者を感化しながら、より強固になって行く。

誰もが「場」の影響を受けながら育つので、其々の国々・地域で育つ人たちに
特色が出るのは当然の結果であると言える。時代や地域によって常識は変わる。

さて今一度、自分について、また自分の信じるところについて見つめて欲しい。
そこに普遍的なものは見つかるだろうか。時代や場所を変えても有効だろうか。

極端に言えば「宇宙の端」にその信念を持って行っても、真理だと言えるのか。
それを精査するのである。普遍的で無いものは一過性であると言える。好みだ。

好きなもの・良いと思うもの、それはそれで良い。分別することが必要である。
普遍性のあるところだけを残して、後は自分や自分達の趣味嗜好だと理解する。

時を超えても、場所を変えても変らない真理。皆・全体にとっても良きように。
「普遍性への扉」を開き、歩みを進めるのは、普遍的真理を求める人達である。

「場」には触れる者を自然に感化し、それが真理だと思い込ませる作用がある。
そのように生きて来た人類が、既存の信念体系を越え、その先に進む時である。

注意すべきは抜け出せない「場」を形成するための誘導を見極めることである。

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