『~虚偽の時代の終り~』
物事には始まりと終わりがあるように、世も変わり、終って行く。
それを知る者達の方向転換が激化して、時代が変ろうとしている。
もしも通常は流されないような情報を知り得る立場に居るのなら、
運命のリトマス紙が現れ、その選択次第で人生が二手に分かれる。
そのような立場に無くても、何か選択する度に道を曲がりながら、
辿り着く人生だが、今後は、皆が大きな意味で二手に別れて行く。
この世は虚偽に真実を織り交ぜて来た。大半の虚偽と少しの真実。
嘘で固めた情報よりも真実を混ぜた方が功を奏して騙し易いのだ。
ある場合は、本当が混ざっているのに、全部嘘だと言ってみたり。
ある時には、嘘ばかりなのに、これが本当だよと、話してみたり。
上から下まで自分や自分達にとって都合の良いようにやって来た。
その結果、真実の光が少ないために、世の中も暗く沈んで見える。
ある真実を隠す為に、故意に悪を演出してみたり、光を見せたり。
まるで白黒逆転の虚偽の構図も、この大きな流れの中で終るのだ。
予め予定されている人生のように、文明や時代にも予定図があり、
書換を行おうとやっきになっていても、大きな枠組みは変わらず。
よって誰一人、逃れようのない流れの中にいることを悟るならば、
本当の自分の心が指し示す、真実の光へとシフトするのが得策だ。
今まで見ようとして来なかった、自分の中の深い闇に光を当てて、
隅々まで心を照らすなら、光の時代へと、己れの真実が導くのだ。