『~魂と肉体付随意識、霊的分身・生霊と言われるものについて~』
肉体には父母の系譜があるが如く、
意識にも、霊譜・霊系が存在する。
内なる指導霊・魂由来なのである。
魂が天より来たりて転生するのは、
新たな肉体を得る為だけではなく、
肉体付随意識を導くためでもある。
やがて肉体に意識が芽生え始める。
幼児の肉体に自我が芽生えるころ、
魂の調節的な指導が届き難くなる。
それでも魂は諦めずに導き続ける。
我々が内なる声を無視しようとも。
人生が終わり、魂と分離するまで。
また我々が強い想念を発するとき、
発信者からの意識の供給を受けて、
我々の分身が生まれることがある。
もし強い執着、怒り等を放つなら、
想念は生霊となって対象へと向う。
発信者とは別人格を示す者も居る。
まるで神の子である証拠のように、
魂と肉体付随意識の関係のように
我々は分身や生霊を生み出すのだ。
我々が、愛と思いやりの意識なら、
分身もまた、愛と思いやりを示す。
目には見えない、我が子のように。
愛憎や怒りが執着とならぬように、
生霊を創出して苦しまないように、
人生の全ての場面を学びとしよう。
高次元存在が魂を生み出すように、
我々も小さな自分を作り出すのだ。
「上の如く、下も、かくあり。」