『死して尚、清々しい姿でいるために』
我々がこの姿を保ちながら、日々を生きているように、
死後も、その姿は保存され、肉体次元の形が保たれる。
しかし一定期間が過ぎた後には、各々の意識の在り様に合わせて、
生前の姿を生かしながら、又は時に全く別の姿を取り始めてゆく。
この世を去った魂と肉体付随意識は、通常、癒しの期間を経た後、
各々に見合う天の扉をくぐる。それぞれに異なる輝きを放ちつつ。
逆に天への方向を見失う方々の内、数十年～数百年の時を経ても、
心に灯る暖かな光を捨てて生きるならば、人の姿を現し難くなる。
この世に生きる私達は、更に健康で美しくと願うように、
肉体を脱いだ後にも、美しさと若さを保持したいと願う。
その願いは普遍的でありながらも、天を目指さない多くの方々は、
生前の姿を保つことが出来ず、異形の姿へと、変貌を遂げて行く。
肉体を持ちながら生息するのも、肉体を脱いで生息するのも同じ。
全ての行動が記録され、その時々の、己の姿となって現れるのだ。
新村 祐巳 (OPAL)
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