『~見えない運命のドアを越えて~』
幾つもの分岐点が訪れる、見えないドアが目の前に来る。
このようにして見えないドアは、いつも静かに、人類に用意され続けて来た。
道を間違わないように、迷子になぬように、個人レベルから全体に向けても。
それでも同じところを回転してしまう人類の復習の為に、宇宙は同じ景色を何度も作って来た。
遥か先祖の時代から、幾つものドアを越えて、今、新たなドアの向こう側へと、向かうために。
しかし、思い通りに大切な誰かと、思うような形で皆と、一緒とは限らず、
ここから先は一人一人の意識に合わせたドアが、順次展開する時代に入る。
各々の意識が、どのようにシフトして行くのか。
人生に何を求め、何をこの世に具現したいのか。
幾つものドアが、その隙間を開けて、やって来る。
それぞれのタイミングで越えて行く。
その先に見えるものは、望んだ世界なのか、それとも。
私達は見えないドアに進む。例えそれが無意識であっても、各々が選択したドアを開ける。
ためらうことなく、明るい光を放つドアを開けよう。
意識が作り上げる闇の世界へと、この足を引かれないように。
日々、心に影を作ることなく。
新村 祐巳 (OPAL)
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