『~感情の先にあるもの~』
絡まる感情の糸は人類共通のもの。
愛情と憎しみが共存できるように、
どんな感情も同時に内在して行く。
一緒に居たいと思うことと、別れたいと思うこととが、
ある時、一人の中に生まれるように。
二面性を保ちながら、2つの顔を内包して行く。
やがてそんな相反する感情に自分自身が引き裂かれないために、
感情に振り回され、どうして良いか分からない時には、
思い切って、その場から少し離れてみると見えてくる。
本当の顔が見えてくる。
真実の自分が見えてくる。
見ようとしなかった、見たくなかったものに焦点を当てる勇気を。
自分自身をよく見るために。
感情の世界を体験するためにも私達はこの世に生まれた。
しかし感情に囚われるためでは無く、ただ味わうために。
その感情の向こう側、更に先にあるものに気付くために。
揺るがない、愛と信頼を見つけるために。
新村 祐巳 (OPAL)
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