『~2013年③ 光の扉~』

明らかな夜明けが見えないので、
同じような日々が、まだまだ続くものと考える。

しかし音もなく光の扉は開かれて行き、見えない壁が、その透過性を増して行く。
封印されていた時空の謎が明かされて行くように。偏在自己に目覚めるように。

あらゆるところ、あらゆる時の中に、全ての存在は生かされ続ける。
過去から未来へと続く流れだけではなく、今、同時に、過去にも未来にも生存しながら。

もしも悲しい過去に目を向け、感謝の心を送るなら、過去は癒され、軽やかになり、
癒された過去は、あらゆる場所へ、その未来へも、その安らぎを送り始る。影響し合う。

全てが繋がり合い、同時に在る、共存の世界への気付きに向けて光の扉が輝き始める。

宇宙根源の光、全存在の源が、そこかしこに、全存在として偏在しているように、
我々もまた、あらゆる時空の中を生き、同時に存在していることに気付くようにと。

新村 祐巳 (OPAL)
 
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