『~負の連鎖を生まないために~』
長い間、思い違いをしているために、負の連鎖から抜けられないでいる。
誰かが悪いと、何かが悪いと言っている間に、負の連鎖が次々と生れる。
東に西に北に南に、酷い出来事があったと言われれば、排斥感情を抱き、
半面、酷い内容の創作物に興味が沸いて、誰かが真似をして因果を作る。
誰かが生み出した負の因果も、本人と周囲に留まることなく全体を覆う。
全て繋がっていて、一つだからである。世界中が黒雲に覆われるように。
嫌でも、全て一つに繋がっているのである。誰も何も切り離せないのだ。
個々人の問題も、全体の問題も、自分とも繫がっていて一つなのである。
さて思考と感情は、宇宙にリクエストしたとして、やがて跳ね返る仕組。
好きも嫌いも関係なく、嫌だと思っても発注されて、やがて現れて来る。
この宇宙法則が、負の連鎖の場合にも、強く間接的に加担して来たのだ。
嫌悪や排斥の感情は、また引き寄せるだけだと諦めた方が世の為なのだ。
大好きな商品をリクエストするような、機内食をリクエストするような、
都合よく、好みの物だけが跳ね返されるようなシステムでは決してない。
さて負の連鎖に加担しないように祈ることにする。天上界の教えの如く。
他者や何かへの嫌悪より、もう一人の自分が為した行為についてと祈る。