『~世界線の行方、この世の行方~』

日常を生きているだけでも個人から社会まで、刻々と様相が変わって行く。
更に、その日常の軌道が急に変わることもある。瞬きの間に。寝ている間に。
それは一冊の本の章を飛ばすようなもので、体験しなくて良くなることや、
或いは、別の話の中に飛ぶこともある。それでも最初と最後は変わらない。
宇宙の始まりと終わり。意識の生誕と融合。人生の物語の大枠も既にある。

さて途中で物語の章を飛ばしたり、別の話・方向性の中に入って行くとき、
その先の内容がどうあれ、社会も個人も一旦仕切り直していることになる。
一瞬で転換が起きて「仕切り直し」となったなら、同じ肉体・記憶を持ち、
同じ人生に居ると思っていても、以前とは似て非なる違う世界なのである。
生きたまま〈肉体ごと〉転生しているという言葉で表現することが出来る。

このように通常の転生だけではなく「別の世界線」の中へ入ることがある。
どの次元であっても集合意識の状況に合わせ、世界線の変更が起きている。
激しく移ろう場合には、一つの人生で幾つもの転生をしていることになる。
この際、良くないと思うことは繰り返さず。良いと思うなら向かうことだ。
繰り返す同じ人生・同じ社会の様相から抜けて、光ある未来への道を行け。

この世界の未来が続くのか、閉じられて行くのかの分水嶺が始まっている。

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