『ポジティブとネガティブの融合』
いよいよ始まった大きなシフトの波は、各種生命体の意識と肉体を引き上げる。
とりわけ高度な自意識を伸ばした生命体は、創造の意思によって振り分けられ、
宇宙プログラミング上、有益且つ、共存共栄の意思のある方へとシフトが傾く。
どのような生命体であっても、大きな分岐点、シフトの波がやって来るまでは、
ポジティブとネガティブの、双方に分かれながら、一定期間の猶予が設けられ、
種の起源が同じでありながら、それぞれの進化を遂げて行くことになっている。
一見、異なる種族のように感じる者同士でも、マクロの観点では同じ種である。
また、同じ種族間同士でも、ポジティブとネガティブ双方の気質を生まれ持つ。
いずれにせよ各々の進化系の中で、様々な障害を乗り越えながら進化するのだ。
これは同じ起源を持つ犬と猫が、途中から進化の道を分けたようなものである。
最初は同じ形のものであったのだ。それがこれほどまでに姿を変えていること、
それぞれの気質も、見事に分かれて二分していることを、どう思うであろうか。
これから起こる融合は、例えば、犬と猫が融合して新種が生まれるようなもの、
その両方の特質の、各々の愛と奉仕の意識が融合して生まれ変わるようなもの。
共存共栄の意識ある方へ、進化の舵を向けられるか否かで生存も決まって行く。
ポジとネガが融合するとき、より強力に、宇宙根源の光に近づくことができる。
己の中にあるポジとネガを、ありったけに認めて、自分の中を統一させたなら、
目に映る、入る情報の全てのポジとネガを、夫々の体験と学びと位置づけよう。
大きな分岐点が来ようとする今、全てが繋がり合いながら、元は一つであった、
ワンネスであったのだと。ゆえに助け合い、ともに宇宙を創造して行くのだと、
どれだけの者が気付き、その意思をもってシフトの波を越えて行けるだろうか。
これから淘汰の波が来て、消える種族・血脈も大きな意味では融合されるのだ。
高次元の光・宇宙根源の光の元へ還ろうとする波に乗る者達の中へ融合される。
どちらも必ず宇宙根源の光へと還されるなら、今こそ自ら光へと舵を回すのだ。